
オニヅカセンター(2800m)で日が暮れるのを待ち、ここで行われる天体観測に加わることとなった。最初車で一気に2800mに登った際は、手の震えを感じたりしたのは私だけではないようだが、いったん4200mを経験した後なので、身体的には楽であった。しかし、寒さはいかんともしがたく、ココア等で身体を温める。ここには一般の天文ファンも集まり、夜には数台の
望遠鏡が設置される。しかし、私はほとんど望遠鏡を覗くことがなかった。
写真を撮っていたこともあったが、なにより日本では絶対に見ることの出来ないたくさんの星、そして天の川を見ていたかったからだ。

<蠍座が見え始める>
一度だけ、こんなスゴい星空を見たことがある。トルコ東部の山岳地帯に行ったときのことだ。観光客が訪れることのない地域で、多分外国人を見るのは私が初めてであろう
子供がいるクルド人のお宅に、行き当たりばったり私たちのグループはもてなしを受けていた。残念ながら発酵しすぎた
ヨーグルトを完飲することが出来ず恐縮だったが、談笑の後、すっかり暗くなった外に出たとき、驚くべき星空に遭遇したのだった。天の川はこんなにはっきり見えるものなのか。霧中で手に持っていたビデオカメラを回してみたが当然映っているわけが無い。悔しかった。

今回、出来れば数分間露光して星の軌跡が線になる天体写真初級編に挑戦するつもりだった。三脚にレリーズ
ケーブルはあった。ところが、山頂での砂嵐のせいか、ダイヤルやボタンが効かず、なぜかSSを30秒以上に設定できない。なので、私が見た満天の星空とはほど遠い普通っぽい写真になってしまった。
以前友人が天体写真を撮りたい、といっていたがあまり気乗りしなかった。天体写真は準備する道具が違いすぎるので、あまり興味がなかった。しかし、少し前にα100で撮る天体写真という
ソニー主催の写真
講座があることを知り、そのサイトのアンドロメダ星雲などを見ると、これだけ撮れるんだったらやってみる価値はあるかな、と少し思い直していたところだった。今回、あれだけの美しい星空を見ながらそれを写真に撮れないのは悔しかった。もっとも、これでも毎年ここを訪れる人の話によると、今回は天候も悪くあまり見えていない方らしい。確かに雲が出てはいた。本当に凄く見えているときはどんな風なのだろうか。再チャレンジしてみたいものだ、と寒さも忘れて思う。
<写真はクリックして拡大してご覧下さい>
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posted by ryumia at 13:42
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ハワイ2006